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マネージャー必見!マネジメントスタイル7種類

マネージャー必見!マネジメントスタイル7種類

約1ヶ月前 by Reili Sweet
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​「マネジメントスタイル」という言葉をご存知ですか? その名の通り、マネージャーが部下を管理する手法の分類を示したものです。マネジメントスタイルはマネージャーとしての素質を端的に説明すると同時に、マネジメントに対する専門性や知識、責任を表明できるため、転職を考えているマネージャーはもちろん、転職を考えていないマネージャーや、これからマネージャーになる方も自分のマネジメントスタイルを把握することは大切です。検索すればたくさんのスタイルや種類が出てきますが、今回は7種類のマネジメントスタイルを紹介します。

 

Autocratic(独裁型)

独裁型、支配型のマネジメントでは、その言葉通りマネージャーはチームの最高責任者としてトップに君臨します。チーム全体の計画や戦略は全てマネージャーが掌握・判断し、意思決定は一人で行われます。独断的なマネジメントスタイルため、部下個々人に対するマネジメントが欠落する一方、熱意と自信は満ちており、判断にも迷いが少ないため、プロジェクトの進行などはスピーディーに行われます。

独裁型マネジメントがプラスに働く場面というのは少ないですが存在します。一つはスタートアップの場合。企業規模が小さく、誰も何をするべきかわからない場合は「しっかりと指示をしてくれるマネージャー」の存在が有益に働きます。ただし、この場合マネージャーには多大なる責任がついて来るため、失敗した際には大きなリスクが伴います。反面、成功時にはキャリアアップへの近道となるでしょう。
独裁型マネジメントが活躍するもう一つの場所は警察組織などの早急な指示とその実行が必要な場合です。消防や救急、病院といった場所では躊躇が直接ミスへとつながります。疑問を感じる前に実行する即効性が独裁型マネジメントの強みであり、それを最大限活用できるのが警察などの組織なのです。

 

Consultative(協議型)

協議的マネジメントでは、マネージャーは家長のような役割を果たします。やはりやや独裁的ではありますが、それは意思決定権がマネージャーにあるという点においてであり、その過程には他の従業員も参加し、ビジネスにとっての最善が全員で協議されます。独裁型よりスローになりがちですが、従業員の企業への忠誠心や当事者意識といったものが強化されます。協議型マネジメントはチーム全体、企業全体を一つの意識として扱い、その利益を最大化するために効果的である一方、マネージャーの意見が最終的な決定を持つため、マネージャーに取り入ろうとする派閥争いや、決定に関してマネージャーへの依存が問題になる可能性があります。
協議型がプラスに働く場は少数チーム、プロジェクトチームにおいての場合でしょう。部署単位ではやや難しい協議型マネジメントですが、全体が同一の目標に向かって動くプロジェクトでは意思決定を一人が担当し、全員でプロジェクトの成功を第一に考えて動くことがプラスに働くことでしょう。

 

Persuasive(説得型)

説得型マネジメントもどちらかといえば意思決定がマネージャーに一任されがちです。しかし独裁型・協議型と違う点はマネージャーがしっかりと従業員に向き合って、その決定と理由を説明するということです。独裁的なマネージャーは一人で決定し、協議的なマネージャーはチームの意見からもっとも利益となるものをピックアップします。説得型では自分の決定をしっかりと従業員に説明し、理解を得ようと時間を作ります。時間はかかりますが、自分たちが何のために働いているのかはっきりとするため、従業員の士気が上がりやすいマネジメントスタイルです。
事業の一部を外注する場合や、外部から専門家を招いて意見をもらい、それが仕事内容に直結する案件において、この説得型マネジメントは大いに役に立ちます。従業員の理解が得にくい場合においても、しっかりと不満や不安と向き合う事で、それを解消していくマネジメントスタイルだからです。一方でこのスローペースでまったりした雰囲気が合わない人や、意思決定に参加できないことに不満がある人はこのマネジメントスタイルでは懐柔できません。他のスタイルと合わせながら、不満の強い個人にこのスタイルでマネジメントすることで、スムーズな運用ができるでしょう。

 

Democratic(民主型)

民主型マネジメントはその名の通り、民主主義に則ったマネジメントスタイルです。意思決定はマネージャーだけでなくチーム全体が関与する問題であり、多数の合意に基づいて決定が下されます。これはいくつもの視点や立場から物事を総括的に判断することができ、複雑な意思決定においてもプロセス通り判断決定が進むスタイルです。コミュニケーションも従業員からリーダー、リーダーから従業員の双方向で取りやすく、また全体に利益のある行動と目的でプロジェクトを進めるため、仕事に対する満足度とクオリティは向上しやすい傾向にあります。マネージャーはこの民主主義的プロセスをしっかりと実行させる「議長」的役割を担うことになります。そのため、プロセスのブラッシュアップと合理化が主な仕事の一部となり、これが滞ると意思決定までの時間がひたすら延長される可能性が高いです。

 

Chaotic(放任型)

このマネジメントスタイルではマネージャーはマネジメントをしません。権限のほとんど、場合によっては全てが従業員に存在します。責任者は文字通り「責任を取る」ことを主な仕事とすることになります。責任とはすなわち最終承認やトラブル発生時の解決などです。従業員に対する全幅の信頼を置く必要があるほか、高い忍耐力が必要となります。一方で従業員に対しては仕事に対して高い士気を保て、自然と成長する場を設けることができます。一方でデメリットとして相互関係の信頼を作りにくい場合もあります。コミュニケーションが少なくなるため、マネージャーはチームの中にいながらもしっかりと部下に目を配らなければいけません。もちろんこの方法で高い成果を上げている企業もたくさん存在します。

 

Laissez-faire(容認型)

容認型は放任型マネジメントに似ていますが、その目的は大きく違います。放任型が「部下に任せる」という形で士気を高め長期的な成長をメインに据えているのに対し、容認型ではマネージャーは全体を見回す、タイムキーパーのような役割を担います。最終意思決定こそマネージャーが担うものの、それ以外では従業員が承諾なしに動き回ることを推奨します。これにより従業員たちは自分の独創性や得意をその分野で伸ばしていくことができます。放任型マネジメント以上にチーム内を見回す必要があるほか、必要に応じて質問に答えられる体制を常に保っていることもこのマネジメントスタイルの特徴のため、チーム全体に対する深い知識と経験を持っていることが重要になるでしょう。

 

Management by Walking Around(歩き回り型)

これは容認型マネジメントに積極性を追加した形で、マネージャーは後方で座っているだけでなく実際に現場に出て歩き回ります。チームの中に入って一緒に働く放任型とはやや違い、ここでのマネージャーはあくまで「マネージャー」として振る舞い、一緒にプロジェクトを進めるといったことはしません。代わりにチーム内の士気を把握したり、問題や課題を早い時点で発見したりといったことを主な目的とします。下から上がってくる情報以上にフレッシュな情報を収集することで、トラブルの芽を小さいうちから解決していくことが可能なマネジメントです。マネージャーはこのスタイルでは責任者だけでなく、現場監督、知識人、場合によってはカウンセリングなどを行う必要があり、これまでのマネジメントスタイル以上の知識を要します。努力は大きいですが、それだけプロジェクトのスピードが上がります。

 

あなたのマネジメントスタイルはありましたか? 上司のマネジメントスタイルはどうでしょう? ここにない場合ももちろんあります。その際はしっかりと「こういうスタイルです」と面接で言えるようにしておくと吉です。部下や同僚への接し方を今から意識しておくと良いかもしれませんね。