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上手な内定の断り方

上手な内定の断り方

2ヶ月前 by Reili Sweet
Mari Dicu Kkj3fb1 Ojao Unsplash

書類審査と面接を終え、中には厳しいペーパーテストも終えて、やっと出された内定。それでも、それが第一志望の会社でなかったり、とりあえずで受けてみた業界だったりして、入社に乗り気でない場合もあるかと思います。この場合、オファーを受けた方が良いのでしょうか?それともきっぱりと断った方が良いのでしょうか?今回は、内定をもらったけれど、乗り気じゃない……そんな少し困った状況でどう対応すべきか、解説していきます。

返事を保留したい場合

初めての就職ならともかく、転職の内定となれば次に来る質問は「いつから働けますか?」というものです。相手企業としてはあなたに少しでも早くから働いてもらいたいと思うことは自然ですし、それをプレッシャーと感じることもあるでしょう。人によっては断ることはもちろん、返事を待ってもらうことも失礼だったり、言いだすのに苦労するかもしれません。このような場合、どう対応するのが正解なのでしょうか?

残念ながら、返事を保留することに関して、迷惑をかけない、ということはありません。相手企業はあなたに内定を出す以前から入社準備を始めており、それを先延ばしにするということは、誰かの仕事を遮ることなのです。しかし、仕事を探している側として、職業選択の自由というものが保証されているのも事実です。「一年間待ってください」などと常識外れなことを言わなければ、大抵はあなたに合わせて待ってくれるはずです。じっくり考えたり、他の選考の結果が出るのを待ちましょう。

ただ、一つ注意したいのは、相手企業はあなたを欲していると同時に、候補があなただけではないという点です。これは「第一候補があなただった」というだけで、もし仕事に支障が出るようであれば、第二候補で妥協することもある、ということです。あなたが蹴ろうとしているオファーは次の誰かの第一候補の可能性も十分にあります。逃したくないのであれば正直に入社時期を伝えることをお勧めします。

どこまで言う?

返事を保留するなら大事なのは「どう伝えるか」です。場合によってはトラブルになりかねないシチュエーションですし、慎重に行動したい、けれどぼかしすぎて怪しまれるのも困りものです。

こういった場合に便利な二種類の文言が、

「家族に伝えて相談する」

「上司に伝えて確認する」

です。特に家族に相談する、はどのような状況でも使える汎用性があります。どちらにせよ、「他の会社の内定を待っている」「第一志望ではないのでまだ迷っている」など、正直すぎる想いを伝える必要はありません。またこの際、何月何日までにまたご連絡します、と伝えるのも忘れないようにしましょう。この日付は相手に最小限の迷惑で済み、熟考するのに十分な一週間ほどを目安に決めてください。ただし、他社の内定を待っている場合はこの限りではありません。それでも可能な限り早い日を伝えましょう。

内定を辞退したい

内定をもらい、「いつまでに入社できますか」と意思確認をされた時なら、内定を辞退することも可能です。その際は正直に理由を伝えてしまった方が良いでしょう。変にはぐらかしたりするよりも、「他社でより良いオファーをもらったため」と、ストレートに伝えてしまうことをお勧めします。特に同業他社により良いオファーをもらったと分かれば、相手はその時点で待遇アップの相談を始める可能性もあります。ただし、これは確実ではないので、それを目当てに一度内定辞退の意思を見せるのは賢明な判断とは言えません。

一度承諾した内定を辞退したい

一番問題となるのが、「一度受けた内定」を、後日改めて辞退したい、という場合です。職業選択の自由が保証されている現在、受諾した内定を断るということは権利としては可能です。ですが、可能なだけであって、推奨はできません。

というのも、相手企業はあなたが入社する意思を固めたものとして既に本格的な準備を始めているからです。これを取り消してほしいとなると、相手に多大な迷惑をかけることになります。それでも断りたい場合は、電話を通して誠心誠意あなたの意思を伝えましょう。この連絡は早ければ早いほど良いので、意思が決まったらすぐに電話するようにしましょう。

「大変申し訳ないのですが、検討を重ねた結果、誠に勝手ながら内定を辞退させていただきたいと思います」など、シンプルかつ心情を隠さず伝えてください。