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仕事は大好きじゃなくても大丈夫

仕事は大好きじゃなくても大丈夫

4ヶ月前 by Cian Boland
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LinkedInを覗いていると毎日のように、誰か一人は自分の仕事がどれだけ誇らしく楽しいものかを自慢げに語っていたり、同僚がどれだけ素晴らしく頼れる存在かという話を投稿したりしています。他にもどれだけ仕事が充実しているか、そのポジションでどれだけ活躍しているかなどの話もよく飛び交います。昨日なんて、「同僚は家族のようなものだと感じるか」というアンケートを見ました。イエスその通りだ、と答えていたのは、実に全体の20%でした。

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私自身、LinkedInをもう3年は活用しており、そのような投稿をする人たちのことを心の中では若干怪しんでいました。怪しんでいたというか、それらは全部、人事部によるPR活動の一環か、昇進を目的とした熱意ある人々による半ば捏造のような投稿だと思っていたのです。ですが最近になって、仕事が好きで仕方がない人というのは実在するんだということを学びました。

自分の仕事を好きでいることは何もおかしなことではありません。私の母は教師をしていて、そのことにとても誇りを持っているようでした。医療関係の仕事に従事する人や、他の「誰かを助ける」仕事をする人が、仕事に対してやりがいを感じるのは想像に難くありません。

私が理解できないのは、巨大なグローバル企業でホワイトカラー職務に従事する人が、自分の所属するチームや同僚が最高で、HRポリシーを作成したり、スプレッドシートを編集したり、製品の郵送スケジュールを組んだりする仕事に幸せを感じているということです。どう考えても「やりがいのある仕事」だとは到底思えないのです。それが楽しくて仕方ないことなら、会社はわざわざあなたにお金を払ってまでやってもらう必要はないわけです。同僚が親友なら、休みの日でも会って遊びに出かけるはずです。家族なら一緒に住んでいたり、年末年始には会いに行ったりするはずです。

私が東京で経理財務のリクルーターとして働く中で、転職を希望するたくさんの人たちの、どうしてこれ以上同じ会社で働き続けられないのか、という不満を聞いてきました。上司や同僚との折り合いが悪かったり、給料が低すぎたり、もしくは(そしてこれが最も多いのですが)面接の際に企業側が説明した業務内容と、実際の業務がまるでかけ離れていたり、です。大抵の場合、上記の複数の組み合わせが転職理由となっています。

人によってはこれを伝えるのを、まるで懺悔をするかのように恥ずかしがり、口にしたがらないこともあります。当然、それらを直接口にすることなく面接官に伝えるためにはどうすべきか、相談します。実に30%もの転職希望者が、新しいポジションに魅力を感じているから転職するのではなく、現在の仕事を何らかの理由で嫌っているから転職するのです。しかしこれを認め、正直な気持ちで転職することには、何かしらの禁忌を感じるものなのです(加えて、面接官も10%くらいは自分の仕事を嫌っています)。

LinkedInで見られる仕事に対するポジティブな投稿は、まるで社会で働く自分以外の全員が理想的な環境下で仕事をして人生を謳歌しているように感じられるかもしれませんが、これは正しい認識ではありません。過去一年間で働くすべての人たちが新しいストレスや困難に直面しており、職務に対して満足を覚えなかったり楽しいと感じていなかったりすることは非常に自然なことなのです。

LinkedInを、そしてSNSを使うすべての人たちに保障しましょう、自分の仕事を好きでいる必要はありません。同僚を鬱陶しく思っても大丈夫です。通勤が辛くて当然です。もちろん、上司がパワハラをしてきたり、月に50時間以上残業をしているようなら、転職をお勧めします。日々つらい顔とひどい心持ちで仕事をしろ、ということではないです。私が言いたいのは、仕事に人生の幸福を期待するな、ということです。仕事の目的はあなたを幸せにすることではないからです。